わくわくの日々

杉並区議会議員・松尾ゆりのブログ

学校支援本部

さっき学校評議委員会に出席しましたら、「学校支援本部」というものについての説明がありました。
「区立学校を支援するため学校単位で設置され活動する組織」とのことですが、要は地域、PTAなどを中心に、土曜学校とか、芝生のメンテナンスとか?、学校ボランティアでやっていることを統括する部署をつくろうということです。
気になるのは、財政的な裏付けが不明なこと。一部支援はするとなっているが、基本的には自力でお金を集めてほしいらしく、教育基金の設立・管理、法人化まで書いてあります。
区はもう学校にお金を出さないから、自分たちで集めろってこと?
あと、学校図書館がこの支援本部の仕事になっているんだけど…学校図書館は学校の知的基盤だと思うのだけど、区は学校図書館からも手をひいてしまうのか?
区長は「本は買って読めばいいじゃないか」とどこやらで言ったらしいですが、図書館ってそういうものじゃないでしょ。いま本やさんで買えない本だって図書館にいけばある。調べ物をするにも、やはり図書館でなくては。東京都もそうだけれど、こんなに図書館を軽んじる自治体に文化が育つはずがないですよ。