わくわくの日々

杉並区議会議員・松尾ゆりのブログ

シール投票報告/ゆり

すっかりごぶさたしてしまいました。仕事に追われ、わくわくのレポートをつくりしていたらあっという間に日がたってしまいました。気がついてみると、「わくわくの日々」もちょうど1年ですね。っていうか、もうイブになってしまいました。
とりあえず、遅くなりましたが、ご報告メールの転送。
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ご協力ありがとうございましたm(_ _)m
派遣延長スル?シナイ?市民の手による意見投票!
http://members3.jcom.home.ne.jp/support-sdf/
投票終了いたしました。
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11月5日に北陸・石川県の市民のネットワークによって始まった「イラク自衛隊の派遣延長に賛成?反対?」のシール投票は、全国各地に大きな広がりを見せました。今月14日までに、全国24都道府県、70カ所以上で12,600人を超える市民に投票していただきました。その実施の様子は全国各地の新聞やテレビで報道されました。
http://members3.jcom.home.ne.jp/support-sdf/
終結果は以下の通りです。(2004・11・5〜12・14)
問い1★現在イラクに派遣されている自衛隊は12月14日が派遣
    期限です。あなたは派遣の期限延長に、
  賛 成     1,450(11.5%)
  反 対     9,726(76.9%)
  わからない   1,473(11.6%)
  投票総数   12,649      
問い2★それは、なぜですか?
「街の声」には全国で集めた1400を超える「賛否の理由」が掲載されています。ぜひお読みになってください。
http://members3.jcom.home.ne.jp/support-sdf/voice2004.html
呼びかけメールやホームページ、新聞記事を見て、各地で自主的に市民が動き始めたため、投票のやり方に統一性を欠いた面もありました。また1ヶ月超に渡る期間の長さは、情勢の変化につれて変わる「世論」を正確に反映したものとは言いがたいと思っています。
しかし、全国で街角に立つなどしてシール投票を”呼びかける側”に立った人々は、のべ350人を数えました。なかにはこれまで平和運動に関わったことのない人たちもいました。そして、「賛成」「反対」「わからない」の数だけでは表現しきれない 一人ひとりの意見に耳を傾け、記録し、この問題について思いを語る「場」をつくってきたのです。
12月9日、小泉内閣は、与党内の慎重論、野党や世論の多くの反対を押し切り、自衛隊派遣期間延長を閣議決定しました。
しかし、どうでしょう。16日に発表された時事通信世論調査では、「派遣延長に賛成」は1割未満、「派遣延長に説明不足」の声が9割、内閣支持率は35.9%となっています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041216-00000914-jij-pol
これでは社会的な説明責任を果たし、国民の合意を得た、とは言いがたいのではないでしょうか。
期間延長が決まったとき、はじめて投票を呼びかけた女性は「今まで他人事だった閣議決定が、自分と密接にかかわりを持った出来事に変化した」というメールを送ってくれました。
「本当に楽しかった。多くの人がシールを貼ってくれた。」「政治や平和のことを、まわりの人と初めて話せた。」「無力感にさいなまれていたが、シール投票をやって勇気が出た。」「投票結果を地域住民に広げたい。全国の意見交換の場もほしい。」「今度は憲法九条に関する投票をして、違憲訴訟に連動させたら。」「これからはどうせだめだ、とあきらめるまえに、意思表示をしていきたい。」主催者となった各地の市民の言葉からは、内面からの変化と今後につながる展望が感じられました。
この取り組みのまとめとして、あす、12月20日(月)に東京のメンバー6名が小泉総理大臣と国会に投票結果を届けるとともに、もっと広く国民の声を聴き、世論を真摯に受けとめていただけるように要請する予定です。
今回の投票にあたり、街頭での呼びかけ、取りまとめ、メールの転送、ブログへの掲載など多岐にわたってご支援、ご協力いただいたみなさまに、心よりお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
そして今後も、ご一緒にできることを続けてゆきましょう。
2004年12月19日
市民の手による意見投票!実行委員会
http://members3.jcom.home.ne.jp/support-sdf/
呼びかけ人  小原 美由紀