わくわくの日々

杉並区議会議員・松尾ゆりのブログ

JR駅頭宣伝不可!その後/ゆり

けさは阿佐ヶ谷駅で宣伝しました。いつもより少し遅いめのスタート。7:30すぎに北口に到着すると、すでに南口正面では民主党のKさんがやっていました。いまのところ規制なし、しめしめと思って北口で始めると、10分ぐらいして助役と駅長が「やめてください」と来ました。
前回は助役だけだったので格があがった?わけです。
私は「移動するのはやぶさかでないけど、どうしてそういうふうに規制しはじめたの?」とききました。
「松尾さんだけじゃないです。南口のKさんもどいてもらいました。先日は福士さんにもいいましたし都革新にもいいました」「そこに看板があるでしょ(宣伝とか勧誘をするなという看板が前からかかっている)それを守っているだけです」というのだけど、去年はノーチェックだったんだから「今年からでしょ?」というと「いえ、そんなことはありません。前からそうです。気がついたときは注意していました」でも私は、一度も言われたことがないよ、と言いました。それから「駅の敷地というけど公共的な空間でしょ。それにJRの私有地というが、もともと国鉄なんだから国民の財産だったんじゃないか」ということもいいました。
今回は駅長まで出てきたのでちょっと本格的に文句を言っていると、通りかかった男性が戻ってきて「演説するなって言われているの? それはあんたたちおかしいよ」と応援してくれました。「僕は別に誰の支持者っていうわけじゃないけど、駅で演説できなければどこですればいいわけ? 看板があるというけど、その看板自体が憲法違反だよ」
「あなたがたは、仕事だからやっているんだろうけど、言論弾圧に荷担することになるんだよ。駅から排除していけば、こんどは路上ということになるが、路上で演説をするのだって、同じ論理でいけば道交法違反ということになる。そうなれば演説をする場所なんてどこにもなくなる。そうしてどんどんものがいえなくなっていくんだよ」
「この人だって(私のこと)いつもやっているのに、どうして今になって注意するのか。最近の動きなのではないのか。みんなのためにとがんばっているこういう人たちに対して、言論弾圧するようなことはするべきではない。あなたたちはいいことをしているつもりかもしれないけど、自分だって一市民にもどったら発言ができない、そういう状況をつくることになるんだよ」と盛大に抗議してくれました。
そして私にも「あなたは、こういうことがあったということをメディアなどにちゃんと公表するべきだ」とアドバイスし、ご自分でも駅長・助役の名前を確認して手帳に書き留めていました。(ちなみに河原井駅長、鹿野川助役です)
男性が立ち去ったあと、私は「私も今の人の意見に賛成です。お二人の立場は理解するけれども、いまあの方がおっしゃったことを、よく考えていただきたい」と言って、場所を移動しました。
応援してくれる人がいてくれたことはとても心強く、また正論を言ってくれたのでよかったです。
こうやってみんなが文句いって、たたかいとっていくのが表現の自由、思想の自由なのでしょうね。
次回はどうするかな〜〜。