(なぜか再質問にだけ、部長を制して区長が答弁。録音からおこした要旨です。小見出しも松尾がつけました。)
(1)要望取り下げについて
あんさんぶる荻窪の財産交換を前提としていただいた要望書。説明に大きな瑕疵、あるいは転換があったということではない。区がけしかけて要望書を出させたような質問をされたが、それは事実に反する。
取り下げは、私共からみると、突然はしごをはずすような町会の転換。現時点の考え方なのかなと受け止める。
(2)説明会について
南口を避けて北口でというような発言をされたが、これは、財産交換に伴い新築される天沼(北口)の施設近隣の方への説明を行うためという趣旨であり、わざわざ北口でというのは誤解。
(3)合同庁舎について
議員の考え方は理解できなくない。私が税務署の改築をストップさせたのは同様の発想である。
杉並には税務署が2署ある。区政をあずかる立場として、区は行革に取り組んできているのに、また、消費税の議論も厳しくなるなかで、税務署は徴税コストを削減すべきという思いがあった。荻窪税務署と官舎を含めて六千数百平米、また、杉並税務署は都市計画道路上にあり現地建て替えが難しい。国のほうでしっかり考えてほしい、そのために地元区長としても協力していくとボールを投げている。東京都も含め、3者でまちづくり会議をつくった。
もうひとつ、杉並区はかつては大きな製造業もあったが、現在は中小零細企業が多数立地している。これらの企業の手続きが一か所ですむようなまちづくりが必要と感じてきた。高円寺の年金事務所も税務署に近いところがよい。
最終的には国が判断することだが、区としてもさまざまな折衝を行っている。