わくわくの日々

杉並区議会議員・松尾ゆりのブログ

区長と話す会/OZ

本日区政を話し合う会とかいうのに参加してきました。山田さんを交えて区民の意見を聞くふりをしようという会です。その中で重度障害者の保護者が事故にあってショートステイを探したけどどこも受け入れてくれなくて、癌で危篤のお兄さんの所に行くのにも何とか1日だけ受け入れてもらって、死に目には会えないことを覚悟しながら、まだ事故の後遺症に苦しみながら子供と生活している人の話を聞きました。最悪ですね。
その人は家から近い『社会福祉法人K』に受け入れをお願いしたけど車椅子を使用する以上の障害者は受け入れて無いと突っぱねられたそうです。
「軽度障害者の保護者は預けて海外旅行に行ったという話も聞くのに本当に必要な時に障害が重いということで受け入れてもらえないなんて…兄の死に目にも会えないなんて…子供と生きていく自信も失いました」この言葉は本当に胸にずっしり来ました。
軽度障害の保護者が遊びに行くのに利用してもいいんですよ。息抜きは子育てにだって必要なんです。当然の権利でしょう。毎日を苦に心中するよりずっっっっっっっっっっっっっっといいんです。でも、これはひどすぎますよ。こんな事ばっかり…。そして、これは私が直接話を聞くことが出来ただけで、毎日毎日同じように苦しんでいる人が杉並中にいるんですよ。なのに山田さんの回答は「じゃああんたが代わりに一週間くらいやってごらんよ」と叫びそうな話…。