わくわくの日々

杉並区議会議員・松尾ゆりのブログ

宜野湾市長の話をきく会/ゆり

「伊波市長の話をきく会」@星稜会館へいってまいりました。
本日早朝辺野古のボーリング調査が強行されたとのことで、照屋寛徳さんと市民グループの方のお話も聞くことができ、よかったです。
(なお、「辺野古への海上基地建設・ボーリング調査を許さない実行委員会」の緊急署名はこちらです。
http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/NNBJ.html
9/11が締め切りです。よろしくお願いします。)
市長のお話で、事故については新聞記事などだけではわからない生々しい様子などをお聞きすることができました。航空写真でいかに住宅密集地に普天間基地があるかということもよくわかりました。海兵隊のヘリ基地は他では海や荒野にかこまれている。こんな住宅密集地にあるのは沖縄だけだと。
ところで普天間海兵隊のうち5000人とヘリの大部分はイラクに長期派遣となっていて、実質普天間から移転してしまったようなものなのだそうです。じゃあ、基地をなくしてもよさそうなものじゃない!
しかし、現実には米軍の再配置の中で韓国の米軍が縮小され、沖縄にはいっそうの負担がのしかかってくることが予想されています。
先日朝日新聞にも市長は投稿されていましたが、訪米して基地撤去を訴えてまわった際、米側には聞く耳があったが、日本の外務省・防衛施設庁辺野古移転を粛々と進める、というばかりだと。むしろ日本の政府が沖縄に犠牲・負担を強いている(ヤマトが楽をするために)という構図が非常によくわかりました。
決してアジテーターじゃない市長の話は理詰めで大変勉強になりました。保守県政のもとで、こうやってがんばってくれる市長がいることは心強いですね。
そして、沖縄に犠牲をおしつけて知らん顔している自分たちのことをあらためて思い起こしました。私たち人の足を踏んでいるのに全然気づいていないんですね。