わくわくの日々

杉並区議会議員・松尾ゆりのブログ

「婦人有権者」7月号

日本婦人有権者同盟市川房枝さんらが始めた、女性の政治参画、女性の地位向上をすすめる団体http://blog.goo.ne.jp/fujinyukensha/)の新聞「婦人有権者」の7月号「統一地方選挙を闘って」という記事の中で、有権者同盟の推薦候補者ということで原稿を書かせていただきました。以下掲載された記事です。
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<福祉のまち杉並を>
いま、医療費、社会保険料負担などが私たちの生活に重くのしかかっています。他方、福祉は削減されていく一方で、特に杉並区は他区と比べて介護保険障害者自立支援法のサービスを厳しく制限しています。
そこで、今回の選挙では「住民自治を取り戻し、福祉のまち杉並を築きます」を掲げて闘いました。年輩の方はもちろんですが、親の介護をしている40、50代の方からも「介護だけはなんとかしてほしい」と切実な声が寄せられました。また、「原水禁運動発祥の地」である杉並区で、こともあろうに「つくる会」の歴史教科書を採択したのは、いくらなんでもひどいという方も多く、山田区長への批判が強まっていることも感じました。
こうした中で「山田区政に反対!」という訴えに区民のご支持をいただいたと思っています。区政の課題は数えきれませんが、大きくとらえれば「地方自治体は誰のものか」という問題が横たわっていると思います。山田区長は「区役所の事業の6割を民営化する」と主張していますが、それは福祉も教育もやらない、弱肉強食の政治であって、住民主体の「自治体」ではなくなってしまいます。杉並区民の運動を強めていくことが欠かせません。区民運動とともに、微力ですが、精一杯活動していく所存です。