わくわくの日々

杉並区議会議員・松尾ゆりのブログ

杉並区民も「理解に苦しむ」/ゆり

杉並区の住基ネット訴訟の記者会見がテレビでやってましたね。そもそも山田区長は「住基ネットにはいろいろ問題が〜〜だから杉並区は接続せん!」と大見得を切ったのに去年区長選がおわったとたんに「やっぱつなぐことにしたんで、いやな人はいちおう申し出て」という制度に180度転換。いわゆる「横浜方式」という選択式ですが、ここで問題なのは「つなぐのが原則で入りたくない人も一時的に留保を認める」という制度であることです。もともとの区長の主張からすれば「つながないのが原則」のはずなのに、すごいすり替え。
昨年私たちも署名活動と「不接続を申請しよう」キャンペーンに奔走しましたが、「杉並区はつながないんでしょ?」と信じている人が多いこと!最初TVで区長が「接続しない!」と言ったことをみんな信じているんですよ。そのあと撤回したことは知らずに。
さて、こんどの訴訟は「どうしてネットにいれてくれないんだ」という訴訟です。当初住基ネットの問題点を批判し「接続はしない」とこちらから断っていた杉並区とは全く逆の立場になっています。このたびの訴訟について東京都は「理解に苦しむ」とコメントしているそうです。私たち区民も「理解に苦し」みます。