わくわくの日々

杉並区議会議員・松尾ゆりのブログ

教育委員会が書き換え指示/ゆり

東京都教委がつくる会教科書採択を決めましたが、杉並でも、とんでもない動きがありました。
教科書採択の資料とするための報告書に関して、歴史教科書の報告書を書き換えるよう担当の教員に指導したものです。扶桑社版の評価が低かったためと見られています。この件が露見したことで、杉並区はやはり扶桑社採択で動いていたのかと衝撃が走っています。
下に抗議先が貼り付けてありますので、ぜひ皆さんの声をおよせいただきますようお願いします。
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朝日新聞 7月28日付 http://mytown.asahi.com/tokyo/news02.asp?kiji=3978
教科書採択教員の報告書 書き換えを指示 ―杉並区教委 区教組、中止を要請
杉並区が、区立中学校の教科書採択の資料とするため現場の教員が作った報告書を書き換えるよう指示したとして、区教職員組合は27日、書き換え指導をやめるよう求める要請書を納冨喜朗教育長あてに提出した。
同区教委では、採択のための教科用図書調査委員会が6月、中学23校に教科書の見本を配布。教科担当の教員が読み比べ、報告書に「内容の選択」「構成・分量」など5つの観点別評価と「総合所見」を記入。同調査委員がこれを参考に、教育委員らが最終決定する資料をつくる仕組みだ。
同教委によると、書き直しを指示されたのは、歴史教科書8冊の報告を書いた中学の女性教諭(48)。「総合所見」に「適切である」「適切でない」などと記入し、6月中旬までに校長を通じて6月中旬までに校長を通じて調査委に提出した。だが、今月26日、区教委指導室から校長を通じ、「総合所見」欄の書き直しを指示された。教諭は同日中に書き直し再提出したという。
教諭は「26日に指導室から校長へ電話があり、校長から『順位が分からないように、長い文章で書いてほしい』と言われた。」と話す。このため「適切でない」としていた教科書については「情緒的で、科学的なとらえ方がされていない面が多い」などと変更。「適切である」とした教科書は「平和を守り育てる区の地域性にもあった内容構成」などと変えた。
同教組の長谷川和男委員長は記者会見し「教員の判断に対する区教委の圧力だ」と批判した。一方、指導室は要請書を受理せず、「調査委員会の事務局として行った。主観や嗜好、順位づけのよ
うな書き方は認められない」としている。
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【抗議先】杉並区のサイトへ→http://www2.city.suginami.tokyo.jp/post/post.asp
ここから「区政への要望」の書き込みページに入れます。ここから入ったメールは区役所全体に回覧されるので、ご面倒でもぜひ書き込みをお願いします。
住所 166−8570 杉並区阿佐ヶ谷南1−15−1 杉並区役所・杉並区教育委員会教育長 納冨善朗様宛 電話 3312−2111(代) FAX 3312−9911