わくわくの日々

杉並区議会議員・松尾ゆりのブログ

教科書の会/ゆり

先日、小学校で教科書の勉強会をしました。思っていたよりは人が集まり、10人ほどで懇談しました。
「どういうしくみで、選ばれたのか」「先生達の評価は一番低かったのに選ばれた」などについて話しました。結局のところ、私たち保護者が、教科書の中身にも、もっと関心をもって、先生たちと話し合っていかなくては、と思うが、一方で、松浦区議のように「授業やプリント、テストをチェックする」と思想統制のようなことを言い出している人もいるので、それが心配、と私は話しました。
今回初めてきてくれた方で、今の教科書とどう違うのか、もっと比べてみたいという方もあったり、どうしてこんなことになってしまったんだろう、受験への影響は? などなど、けっこう盛り上がりました。
プリントにかいてあった区民意見512対218(だったかな)を見て、「確かに反対の人が多いけど、区民全体を見れば、もっともっと反対の人が多いはず。今回油断していて書きに行かなかった人が多かったのでは? 私もだけど」という人もいました。「もっと大差がついていれば、採択にも影響あったかも」
中野区在住のお母さんは「上の子は杉並の学校だけど、教科書のことがあるので、下の子は中野の中学に入れようと思う。でも本人は東原に行きたいというので迷っている」
教育長の「戦争はなくならない。なくならないという前提で教える扶桑社がいい」という発言には、Tさんが「戦争をいじめ、と言い換えてみるといいよね」と鋭いご意見を下さいました。「いじめはなくならない。なくならない中でどう生きていくか」って…。教育の場で絶対言ってはならないことですよね。