わくわくの日々

杉並区議会議員・松尾ゆりのブログ

国民保護条例とか…/ゆり

土曜日はPTAの運営委員会→子どもの病院(やっとギプスがとれました)→(昼ごはん)→セシオンで「国民保護条例」集会。
「国民保護条例」集会は遅れていったため講師の石埼さんのお話がきけなかったのですが、被爆者・戦争体験者の方々の会場発言が、とてもシビアなものでした。政府のつくったマニュアルに「核攻撃の際には風下ににげるように」と書いてあるが、核がおちたら風上って爆心じゃないか、全く現実的でない。とか、あと「帽子や手袋、カッパで防護するように」とか書いてあるそうで、全く噴飯ものです。
立川テント村の方は市との話し合いのようすを報告されて、「有事の際に米軍に助けてもらえるよう、日頃から連絡を密にしろ」と国はいうけれど、普段でも地元に対して全く友好的でないどころか、中に入るにも厳しいチェックが必要な米軍が、まして有事の際には、民間を助けてくれるはずがない!というのもなるほどでした。
「国民保護」と書いてあるけど、保護なんてできるわけなく、上記のように「保護」の形だけ整えたもの。実は「テロ」だとか「テポドン」とか「中国が攻めてくる!」と危機感をあおり、国民を日常的に戦争協力体制におくものなのですね。
さて、本日は川崎で「広範な国民連合」全国総会に参加しました。最近私がレポートに書いた(http://www.suginami-waku2.net/参照)
米軍再編のことが各地から報告され、特に地元神奈川では座間市相模原市の市長からこぞって反対していることなどが注目されていました。再編計画を受け入れているところはほとんどありません。これから、運動が盛り上がっていくように期待したいです。
席上、元レバノン大使・天木直人さんにお会いしました。彼の発言もなかなかおもしろかったのですが(外交官を辞めたらすぐに田中真紀子さんから「いっしょに党をつくろう」と電話があったそうで、さすがにそれは断った、とか)小泉批判をしてみて、やはり政治を変えなくてはいけない、と真剣に模索していらっしゃるのでした。機会があれば講演などしていただけるといいなと思いました。
さて、HPに12/3安田さんトークライブのページをつくっていただきました。
http://www.suginami-waku2.net/yasuda.html
みなさん、ごらんください。