わくわくの日々

杉並区議会議員・松尾ゆりのブログ

北朝鮮ミサイル問題で外務省は

世間では北朝鮮ミサイル問題がえらい騒ぎです。国連でも決議案を採択したようですね。しかし、この一連の騒動の中で見えてきたのは、世界の中で、ものすごく孤立している(そして侵略の野心満々にみえる)日本の姿だったのではないかと、私は思えてなりません。
憲法9条シール投票」のMLから転送します。秋田のKさんという方のアクションです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
『外務省に電話しました』
ピーマガ実行委(以下P)「北朝鮮のミサイル訓練はどの国際法に違反しているのですか?」
外務省「平壌宣言や6者協議での合意の精神に違反しているということです」
P「それは国際法ではないですね。」
外務省「厳密なものではなくて、国際的な道義に違反しているということです」(!!)
P「北朝鮮の軍事演習ですが、日本がアメリカのやる軍事演習とどこが違うのですか?」
外務省「程度が違う。今回発射したミサイルは射程が3500キロから6000キロでアラスカまで達する。」
P「それは相手国まで到達する兵器を持つことは相手国に脅威を与えるということですか?」
外務省「そういうことです」
P「射程でいえばアメリカのミサイルや、日本のイージス艦のミサイルは、北朝鮮に届きますよね」
外務省「届きますが。。。」
P「届くのなら同じ脅威じゃないですか?」
外務省「わたしたちは訓練をする時には事前に通告をしています。韓国や台湾などには。。」
P「北朝鮮にも事前通告してるんですか?」
外務省「それは。。。北朝鮮には。。そう近くで演習をしないと思いますが。。。私は聞いたことありません。」(えっ?!)
P「お互い通告しないんじゃ同じじゃないですか?」
外務省「わたしたちは国際法を守っている」(!!)
P「日本政府が提出している決議案について質問したいんですが」
外務省「その内容については。。。一部報道はされてますが、内容も決まっていないので質問には一切応えられません。」
P「さんざん騒いでいるのに内容を国民に公表しないんですか?」
外務省「それは国際的に調整するものなので、国民に選ばれた政府が国益に則ってやっているので、国民の意見を聞かないということではありません」
P「報道ではさんざん中国に賛成を迫っている外務省が出ているのに、肝心の決議案が国民に知らされないのはおかしいですね」
外務省「そうですか」
P「マスコミ報道では国連憲章の7章に基づくという案を出してるといってますが、この7章には武力行使ものってますね」
外務省「それはのっていますが、こうかかないと制裁の効力がなくなるのです」
P「効力とは下に書いてある経済制裁の加盟国への義務づけということですね。これは加盟国が守らなかったらその国にも制裁を下すということですか?」
外務省「それは。。。普通はみんな守ると思いますが。。。」
P「守らない国への制裁の根拠にはなるわけですね」
外務省「そうなります」
P「分かりました。このような決議はイラク戦争と同じことを北朝鮮にすることになると思います。中国に強要なんかしてないで、取りやめて下さい」
外務省「お聞きしておきます」
(以上)