わくわくの日々

杉並区議会議員・松尾ゆりのブログ

自衛隊派遣延長市民投票/ゆり

イラク自衛隊派遣期間が延長されようとしていますが、賛成? 反対? という市民投票をやりました。本日11/14阿佐ヶ谷駅頭で3時から4時半まで。
結果は派遣延長賛成 12 反対 115 で圧倒的に反対派が多数でした。(このほかにメールで「反対」に投票が5票)
まあ、私達がやっているので、もともと賛成派の人はほとんど近づいてこず、圧勝するのは当然なのですが。
けっこう多くの方が立ち止まって、あるいは近づいてきて、シールを貼ってくれました。子どもたちもけっこうやってくれました。「シールはりたい〜」というお子ちゃまもいたんですが、説明すると「お父さんにきいてくる〜」といってお父さんの分と二人分「反対」にはってくれたり。「日本が心配だから」という男の子とか! 中学生、高校生たちもけっこう参加してくれたのがうれしかったです。イラクで殺害された小川功太郎さんの知人という方もいらっしゃって本当に米軍と自衛隊のありかたに憤っておられました。
意外だったのは、「賛成」に投票した人がしっかり話し込んでくれたんですね。「反対」派がやっている投票にわざわざ「賛成」票を入れてくれるんですから、かなり真剣に考えている人らしく「戦闘行為をするのはいけないが、給水などそれなりに役に立っているなら続けたほうがいいんじゃないか」とか「日本のためには仕方ないんじゃないか」と、知り得た範囲でしっかり考えて判断している人みたい。もちろん、それは偏った情報の中でなんだけれども、でもね、そういうふうに自分で一生懸命考えている人は、ほかの情報を得れば、また違う判断に発展していく可能性を秘めていると思うんですよね。
きょうは曇りでちょっと寒かったので、あまり街頭向きの天候ではなかったので、それを考えると健闘したかなとは思いますが、立ち止まる人はまだまだ少ないかな、という感じですね。世論が沸騰してくると、「賛成」派の人なんかもわーわー文句言いにくると思うんですけど、今日はそれほどではなかったです。
とにかくお疲れさまでした。写真ができたらお見せしますね〜。

なお、あまり配れなかったのですが、高遠菜穂子さんのメッセージ
http://ac-net.org/honor/doc/041114-takatou.php
をプリントして配りました。受け取りそこねたひとはこれで読んでくれるとうれしいです。