わくわくの日々

杉並区議会議員・松尾ゆりのブログ

RE:一分半/KY

JR事故に関連して、JR西日本の友人から聞いた話です。

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事故の原因のひとつは、スピードアップ・効率化を異常に追及したこと。少子化で少ないパイを私鉄と競うために、JRはスピードアップを異常に追及してきた。
それと民営化で極端な人減らしをし、ここにきて運転手が足りなくなり、短期の講習だけで急造した結果だ。過密ダイヤの中で、運転手は過酷な業務を強いられている。職場の雰囲気は暗い。今までは制服をきて外に昼飯を食いにいっっていたが、制服を脱ぎ、私服で昼食に行っている。批判の電話も多くかかってくるし、改札業務をしていると、お客から罵倒されたりする。
こんな事故が起きると、やはり民営化をし「効率」だけを優先させたことが、一番の弊害だったと思う。民営化をすすめた政府、法案に賛成した政党は、いま「安全対策」を言う資格はない。
JR西日本に要求するとしたら、「安全装置−ATS」の設置だけでは不十分
で、まず過密ダイヤをなくし余裕を持った運行にすること、今までの労務政策
を改めること、そして民営化をしたことは間違いだったといいたい。労働組合
力が弱まったことも、事故を許した要因だ。