わくわくの日々

杉並区議会議員・松尾ゆりのブログ

RE:JAL/ゆり

OZさん、JALの件、去年メールくれましたよね。
http://d.hatena.ne.jp/waku2/20040307
どこも同じですが、グローバリゼーションで、合理化、人減らし。いわゆる目先の「株主利益」だけを追求する経営になってしまって、長期に人を育てるとか、教育投資ってどこかへ行ってしまいました。
KYさんのお友達のコメントとも共通しますが、元国鉄労働者のメッセージが転送されてきました。
「サービスがよくなったんじゃなく、愛想がよくなっただけだ」
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「JR福知山線脱線事故」―朝日ニュースターの「パックイン・ジャーナル」への投書
4月30日(土)、朝日ニュースターの「愛川欽也 パックイン・ジャーナル」を観ました。今回は、番組で紹介されたある視聴者からの投書内容をお伝え致します。
北海道在住42歳男性 元JNRさんからの投書
私は元国鉄職員ですが、今度の事故を知ったとき、JR発足以来18年、起こるべくして起こったというよりは今まで起こらなかったのが不思議なくらいだというのが私の正直な感想です。
国鉄が民営化される2〜3年前からコスト意識が徹底して叫ばれ、安全が二の次にされていましたが、私が入社した頃は国労は多数組合でしたので、とにかく労働安全衛生に関してはしつこいくらいにうるさく教育されたものです。しかしJR採用の際は、仕事ができるできないより国労組合員かどうかが問われ、安全管理にうるさい国労組合員の多くが不採用の憂き目をみました。
よく「JRになってからサービスが良くなった」と聞きますが、私に言わせれば、サービスが良くなったのではなく愛想が良くなっただけで、輸送業務の最大のサービスである安全運行に関しては蔑ろにされているのが実態じゃないでしょうか。どうも公営企業が民営化された場合、コンプライアンスというものを蔑ろにするのが民営化であると勘違いしている節があるように思えて仕方ありません。
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以上です。 [文責: マリネッリ恵]