わくわくの日々

杉並区議会議員・松尾ゆりのブログ

教科書問題の集会/ゆり

昨日は、「杉並の教育を考えるみんなの会」集会でした。私は途中から参加だったので、講師の話はまともに聞けなかったのですが、ドイツの戦争犯罪への向き合い方が、いかに日本と違うのか、考えてしまいました。
実は午前中は朝鮮学校の学校公開で、こちらも途中参加だったので、授業はみられなかったのですが、オモニ会の知人が、杉並区は朝鮮学校に対する補助金もまだまだ少ないということを訴えるスピーチをし、またアボジ会や学校側も支援を訴えていました。「いま朝鮮学校には経済的に余裕のある人しか来られなくなっている」という発言もありました。民族教育を受ける権利を与えずに平気な日本の社会って…ねえ。
話は戻りますが、教科書集会には韓国からおおぜいの方が「つくる会」阻止キャンペーンの一環として参加されました。何度も来日され、北海道から広島まで各地を回って訴えているそうです。今回も杉並・豊島・埼玉と1週間まわるそうです。
日本人が不甲斐ないために、韓国の人たちがお金と時間と人手をかけて、こんなに努力をしなくてはならないということに、そして、そこまで、真剣に教科書問題をとりくんでおられることに、申し訳なく感じました。
在日の人たちが、3世、4世となっても、いまだに「外国人」として扱われ教育を受ける権利が侵害されていることも同根です。
日本は自立して、自らの醜い過去に真摯に向き合うべきですね。考えさせられました。