わくわくの日々

杉並区議会議員・松尾ゆりのブログ

RE:教科書採択@愛媛/YUYU

杉並区が傍聴をさせ、部屋を増設し、委員発言者の名を札で示した(第二回)のは似非民主的というのか…。しかし、肝心の委員選定が「区長主導」(東京新聞)なのですから愚弄はなはだしい。
採択が終わり、みなが怒り嘆いて 区庁舎を出た時、青梅街道に金網つきの車と、後ろ手に構えた
警備隊がならんでいたのです。「教育長に逢いたい」と教育委員会にいこうとしたら、エレベーター前から委員会窓口まで衝立・椅子・机でバリケード(役人が!!!!!!!!!!!)。
つまり 採択の方向は 区長にとって 既定路線で、区民の反応によっては…。どんな不当威嚇だが、逮捕だかがあったのか、わからないのです。現実に、採択前の街宣中に「写真とるなよ」と 肩をたたいただけで三日も拘留された人がいるのです。
四年前は 東京都の採択に意見申し立てにいきましたら、あらゆるエレベーター前から廊下から、これもバリケード、警備員びっしりでした!!!!!
歯医者にいきましたら「あの教科書よみましたが、何が悪いのかわかりませんでしたねえ」こちらには 渋い薬を塗りつけて口をとじていろといいながらヒドイ。しかし不自由な口で「伊藤博文の威嚇による韓国皇帝・閣僚の威嚇そして併合なんてろくに書いてないじゃないですか。安重根の名もないし」とか いいましたら「韓国は力がないんだから」「歴史の事実をみれば欧米は帝国主義で」だからといって真似していいわけはない。しかも侵攻・占領時の行動も日本は異常・残虐じゃないですか」とか、かなり意見交換をしましたが、日本人にはびこっている感覚なんだと思いました。
杉並区が民主的というわけでもないし、区民がりっぱというわけでもなし。ということです。