わくわくの日々

杉並区議会議員・松尾ゆりのブログ

外郭環状道都市計画案説明会

さきほど桃4小の説明会に行ってきました。ひどいもんです。地元の人たちが、環境を心配して「地下水に与える影響は」「上部街路は」などと一生懸命聞くのに、国や都ははぐらかすばかりです。「反対派」とばれている人は質問しても再質問させまいとしたり、マイクをとりあげようとしたり。「皆さんの意見を聞きます」というのがいかにウソ偽りか、見ているだけでよ〜くわかります。国・都にとっては「はい、説明会もやりましたよ、次は都市計画審議会ね〜」という1ステップにしかすぎないのです。
その中でとりわけ激しく頭にきたことがありました。国の役人だと思いますが「私どもは事業者として必要だから作ることにしています。どうやったらやめられるか(という質問があった)ということは考えていない」と言いました。しかし、わずか1年あまり前には「都のPI協議会で賛否両論をよく聞いて、必要性の有無から検討します」という建前だったはず。そのPI協議会は結論が出ないままに解散。それなら、結論に至らなかった計画は白紙に戻るはずですが。それを「必要だから作ります」と平然と言ってのける役人の神経。
以前は事細かにPIの会議案内、議事録など掲載されていた東京都のページはしっかり削除されていて、「外環をつくるかつくらないかから議論する」というPIの本来の趣旨は抹消されています。