わくわくの日々

杉並区議会議員・松尾ゆりのブログ

消費税にモノ申す各界懇談会@国会

5月29日、国会議員会館での「消費税にモノ申す各界懇談会」に参加しました。湖東京至さんの講演に、民主党川内博史さん、社民党福島みずほさんほか各党国会議員も登場。
静岡からかけつけた商工会の方の発言。「消費税が始まって200万軒の中小事業者が廃業した。民主党政権交代したとき4年間消費税を上げないといった。私はたちはすごく期待して応援したのに、いま非常に憤りを感じている。野田さんは政治生命をかけるというが、かけるのはほかのところにしてほしい。大企業は海外に出ていくだろうが、うちのような零細はやめればいいということか」
「消費税は銀行からお金をかりて払っている状態」「税務署にたのんで納税を3回に分けてもらったがそれでもやりくりがつかない」という切実な声も。
なお、湖東京至さん(元静岡大学教授・税理士)の講演と同趣旨の内容は、下記記事にも紹介されています。
(1)消費税10%なら大企業は6兆円のボロ儲け 還付金制度の重大欠陥(日刊ゲンダイ2012年4月10日付)http://gendai.net/articles/view/syakai/136076
中小零細企業は、税率引き上げでつぶれるのに、大企業は逆に儲かってしまう。
(2)大の不公平税制、消費税を震災復興財源にあててはならない(法学館憲法研究所サイト)http://www.jicl.jp/hitokoto/backnumber/20110620_01.html
消費税の納税義務者は事業者であり、その本質的性質はむしろ企業に課税する直接税であるといってもよい。