わくわくの日々

杉並区議会議員・松尾ゆりのブログ

わくわくレポート夏号:区議補欠選挙、区長選挙結果

6月29日に行われた区議会議員補欠選挙の結果、松尾ゆりは次点となりました。落選とはなりましたが、13050人の皆様の大きなご支持をいただきました(選挙結果→http://www2.city.suginami.tokyo.jp/guide/guide.asp?n1=110&n2=200&n3=540)。来年4月には杉並区議会議員選挙が予定されています。今回の結果を力に、議席回復をめざして再スタートしてまいります。
昨年の秘密保護法制定につづき、今年は武器輸出3原則の見直し、集団的自衛権容認の閣議決定が行われました。沖縄の辺野古新基地建設やオスプレイの本土配備など、安倍政権はどこまでもアメリカの戦争に協力していく姿勢です。こんな対米従属の政府はやめさせなければ。
今後も地域から皆様とともに頑張って参ります。
<区長選>田中区長への支持は8人に1人
区長選挙では、現職の田中良さんが再選されました(選挙結果→http://www2.city.suginami.tokyo.jp/guide/guide.asp?n1=110&n2=200&n3=510)。所属の民主党の他、自民、公明などの支援も受けての与野党「相乗り」選挙でしたが、他候補の得票合計の方が上回りました。投票率は3割に満たず、田中区長支持票は有権者の12.5%(8人に1人)にすぎません。区長はこのことを肝に銘じて、強引な区政運営を改めてほしいと思います。
<区民生活を支えない区政>
松尾ゆりは区長選挙と同時に行われた区議補欠選挙の中で、「区政を変える」ことを訴えました。地域のみなさんとお話しする中で、現在の区政に対する失望、不満の声が強いことを感じてきたからです。
特に、施設再編計画で児童館・科学館廃止などが、区民の意見を聞かずに一方的に決定されたことに対する不信感は強く、また、商店街では「区は大規模開発や大型公共施設に熱心だが、足元の商店街には関心を払っていない」との声も多く聞かれました。
増税や物価上昇で区民生活は厳しくなっています。「年金が減額され、消費税は上がり、生活が厳しい。年金をなんとかして」「消費税はまた上がるのでしょう?それなのに法人減税をするなんて」「若い人の安定した仕事がない問題はなんとかできないのか」など生活に直結する深刻な問題ばかりです。
<負担増に区政が追い打ち>
区政は、こうした厳しい区民生活を助けるどころか、逆に追い打ちをかけるように施設利用料や学童クラブの利用料、駐輪場使用料などの値上げを予定しています。他方、荻窪駅前開発や、税務署用地への新しい庁舎、杉一小学校の10階建てなど、不必要な公共事業が目白押し。区民の負担を増やして、そのお金はゼネコンの利益のために使われていくのです。
(資料)杉並区の料金こんなに値上げ!
・施設利用料(2015年1月から、登録団体の半額割引を段階的に廃止。3年間毎年引き上げ)
 ※体育館では2550円→7900円となるケースも!
・学童クラブ(2015年4月から月3000円→4000円に)
・駐輪場利用料(2015年1月から基本料金1900円→2100円に)
・自転車撤去料(2015年1月から3000円→5000円に)