わくわくの日々

杉並区議会議員・松尾ゆりのブログ

向井公園がなくなった。今度は児童館も…?(わくわくレポート号外)

下井草児童館が乳幼児専用施設に変わる
 杉並区は下井草児童館を廃止し、乳幼児専用施設(子ども子育てプラザ★注)に転換する計画を進めています。
 一昨年には、となりの向井公園(じゃり公)が突然廃止され、長年にわたって下井草の子どもが慣れ親しんだ遊び場が奪われたばかりです。
 「桃五小の校庭は芝生の養生優先で、体育の授業も十分にできない」
 「サッカーをするため、子どもたちが中野区の公園まで行っている」
など、子どもたちが運動しにくくなっているとのお声を、最近うかがうようになりました。
 このままだと、今度は児童館も小学生が遊べない場所になってしまいます。
 下井草地域の子どもたちが、安全にのびのびと遊べる場所を確保するためどうしたらよいか。どうぞ皆様のお知恵、ご意見をお寄せください。
★「子ども子育てプラザ」とは
 乳幼児親子の支援を行う杉並区独自の施設です。児童館(18歳までの子どもが誰でも利用できる)とは違い、小学生以上の子どもは対象としていません。
 第1号の「プラザ和泉」(元・和泉児童館)は、赤ちゃん対象のかわいらしい施設に生まれ変わりました。小学生も来ていいことになっていますが、使える時間・スペースは制限され、児童館のようにどこでも遊べるわけではありません。小学生の利用はだんだん減っているそうです。
★下井草学童クラブはどうなるの?
 (右図参照:杉並区作成)
 桃五小の隣にあった自転車集積所の跡地に、桃五学童クラブが増設され、下井草学童と統合されます(現在の定員60名→増設後は150名→200名に)。
(1)増設棟:2階建と書いてありますが、2階部分は職員の更衣室と倉庫など。子どもが使えるのは1階だけです。
(2)防球ネット:学童クラブの子は自由に使えません。
(3)別敷地:用途は未定とのこと。子どもたちが遊べるよう公園や学童クラブの庭にすればいいのではないでしょうか。