ロシアの学校の事件はひどい事件だった。ほんとに。なんか「もう、知りたくない」っていうぐらいひどい。子どもたちを含む大勢の人が体育館に1000人も閉じこめられて？そこが爆破されて？ 逃げていく子どもたちには後ろから銃撃？
去年の10月でしたが武者小路公秀さんの講演があって、そのとき「フィリピンだとか国内に反政府ゲリラを抱えている政府が、9.11以来アメリカの「テロとの闘い」のおかげで、国内の反対派を弾圧することの大義名分を得ている」というような話がありました。ロシアもそうですね。
今回の事件はけっこう詳しく報道されているし、生き残った子どもたちのインタビューまでありました。
だけど。
チェチェンでは独立宣言以来20万人の人が殺されている。そのうち４万人は子どもである。と、ワイドショーですら言っているんだけど、そんなこと今まで誰か知ってた？ パレスチナだって、いいえ、イラクやアフガンですら、侵略されている人たちの犠牲というのはどれだけ報道されたでしょうか。今回のロシアの事件は悲惨だけど、それを引き起こした同じように悲惨な無数の事件がありますよね。
「借金国家」「赤字自治体」それですぐ人々は「区はお金がないから」「国はお金がないから」がまんしなくちゃって説得されてしまうからばかだよね〜。お金はありますよ。使い道が問題なんです。
今話題の区の政策〜〜わんわんパトロール。杉並環境賞。はぁ〜。荻窪のＩさんは「私たちをバカにしてるわよね〜。どうでもいいことばかりやってさ〜」としごくまっとうに怒っていました。
