わくわくの日々

杉並区議会議員・松尾ゆりのブログ

教科書展示会いきました/OZ

図書館に行ってきました。沢山並んでいて(どこの会社のだっけなぁ)などと思いながら歴史教科書を読んでいくと、見事に鳥肌の立つ教科書に遭遇しました。まさに「なんじゃ、こりゃ〜!!!!」天皇は持ち上げるわ戦争を美化するわ犠牲者もへったくれもない教科書。身の毛のよだつ教科書を生まれて初めて見ました。隣に公民の教科書があったので読んでいくとまたしても「何ふざけてんの?」と血流を良くしてくれる教科書が。ここで気が付く私も間抜けですが、出版社を見ると扶桑社。一目瞭然の酷さでした。噂に違わぬ余りのひどさに笑ってしまうほど。
冗談じゃないですよ。これを子供に与えてどうしようって言うんですか。子供には客観的事実を与えそこからどう考えるかを学ばせるべきで、国粋主義を押しつける前に、やることがあるでしょう。伝統は美術や音楽の分野で教えることで、歴史や公民で教えることでは無い! 産業と伝統を混同するから後継者が育たないんです。少子化についてだって、働く女が悪いみたいな文章。そうじゃなくて、核家族化した現状を認識した上でサービスの向上を行政が担うべきです。税金は役人のポケットマネーではなく、社会に貢献するために支払うんですよ。
どこがおかしいって、教科書全体のコンセプトが間違いまくっています。決めました! 子供達の学校選択は『扶桑社の教科書を絶対使わないところ』です。