わくわくの日々

杉並区議会議員・松尾ゆりのブログ

採択の要項改正/Tonchan

さて、昨日、例の要項等が変えられた流れをより理解したいと思い、区役所の資料室に行ってきました。平成13年の教科書採択時の会議録と昨年度の要項や規則の改変時の議事録、昨年の小学校用教科書採択時の議事録等を読んできましたが、私が読んだ感触では採択の流れの現状に従って、古い要項を改めたのかなという感じでした。というのは平成13年の教科書採択時でも審議会が答申した報告結果を教育委員会が受け取って採択の為の資料にしているだけだったからです。報告なので、当然ダイジェストされているでしょうし、審議会が答申した内容について掘り下げてもう一度質問するということはなかったように思います。(「審議会から出された報告を読んだだけで、それについて実際に言葉を交わした訳ではないので」というような内容があったように思います。)私はもっと審議会に権限が委譲されているのかなと思っていました。各教科において、それぞれの教科書がどのような特徴を持ち、どの教科書がどのような理由で最も適しているかということを審議しそれを答申して、その答申をうけた教育委員会教育委員会の名の下にそれを発表するのかと思っていた訳なんですが、どうも違っていたようです。で、これって審議会じゃない!ってことで調査会がふさわしいだろうと。そんな感じがしました。また、昨年度要項が規則になりましたが、これの下には手引きとされるものが存在するらしいです。その時点では、手引きには調査委員の名前ものっているので、事前に公にする事はできないとありましたが、その内容がとても気になりました。